資格

住宅ローンアドバイザー試験を受けてきた

12月に自己研鑽目的もあり、住宅金融普及協会主催の住宅ローンアドバイザー試験を受けてきました。

試験の概要は下記の通りです。

試験の概要

<基礎編>

まず、テキストに沿って基礎編講義映像のWeb視聴(270分)を行います。
講義映像は応用編効果測定受験日まで何度でも視聴できます。
Web試聴を終えた後、簡単な確認テスト(『基礎編効果測定』)をWebで行います。この得点は合否には影響しないのですが、
Web試聴と確認テストを終えないと基礎編受講が完了せず、応用編のWeb試聴には進めません。
しかも期限があるので、「試験間際にまとめて試聴と確認テストを済ませてしまおう!」というのは危険なので、期限に注意しましょうね。

<応用編>

基礎編と同じく、テキストに沿って応用編講義映像のWeb視聴(250分)を行います。
全講座を試聴し終えることで、ようやく応用編の効果測定の受験資格が得られます。

<応用編の効果測定>

これは自宅でなく集合会場に出向き、ペーパーテストになります。
時間は50分、テキストの持ち込み可です。電卓持参が必須です。

修了判定基準:40 問中 29 問以上正解かつ計算問題 10 問中6問以上正解

<勉強方法>
私の場合、テキストの見開き左側を中心にざーっと流し読みした後、過去問を解き、その時あやふやだった項目を、見開き右側のポイント説明や図解図などを参照しながらつぶしていくというやり方で学習しました。
WEB講義については、基本的にテキストと同じ内容を図解図なども織り交ぜながら読み上げる形式という印象です。
結構な分量があるので、私はPCで他の作業をしながら2倍速で聞き流す方法をとりました。
ただこういったweb試聴は、しっかり聞き込めば耳学問という観点からも記憶に残りやすいかもですね!

勉強時間数は正味15~20時間程度だったと思います。
私の場合、住宅ローン業務の経験はないものの金融機関勤務でFPの周辺分野知識もあったため、この程度の時間数で済みましたが、まったく分野外の方は当然もっとしっかり勉強された方がいいと思います。

<過去問入手するには>

公式サイトに、直近の試験問題が1回分のみアップされていました。
12月ですと3日連続開催につき、それぞれ若干内容が異なる問題と解答が公開されています。
私はもっと遡って過去問チェックしたかったため、PDFのURLの拡張子手前の日付を変えてみたところ、過去の問題回答がヒットする場合があり、それらも活用しました。
ただ、特に計算問題については、少なくとも過去3年程度確認した限り、数字だけ変わっているのみで中身はまったく一緒です。

なので、ある程度テキストを読み込んだら、過去問で計算問題は必ず全問正解できるようにしておくのが合格への近道ですね!

受験日の感想

大阪会場はコロナ禍の中、結構人でごった返していました。
おそらく受験人数が多いから3密も避けられないのでしょう、特に席が前後になるのを避けるなどの対応はされていませんでした。
座る場所は自由だったのですが、私が選んだ席は、運悪く後ろの方が時々せき込んでいて、しかも「時々マスクずらしてへん?」という風に見えて、ビクビクもんでした。
「試験中はマスク着用して下さい」とアナウンスはされているものの、実際にずらしている方がいたら着用を促すなどの対応はしてほしいですねーと思いました。
つい先日ネットニュースでも、最も感染リスクの高いシーンの一つとして「バスなどで前後座りの状況」という趣旨の説明がされていて、さもありなん、それは危ないわなと実感した次第です。

尚、テキスト持ち込み可の試験であるものの、50分間ですので実際にはテキストで該当箇所を探しているような時間的余裕はないに等しいです。しっかり学習してから受験しましょう!

合格すると

合格すると登録手続きをすることで、「住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー」を名乗ることができるとともに、有益な情報が掲載された専用サイト(年4回の通信、金利動向、住宅コラムなど)を活用できます。
登録料は3年間で11,000円(税込)です。

以上、住宅ローンアドバイザー試験の紹介でした!

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