ドライブレコーダー 機器

2~3万円台の価格帯でオススメのドライブレコーダー

2021年1月29日

最低限欲しい機能はこれ!

事業で車を使用している方でドライブレコーダー取り付けを検討する方も多いかと思います。

ドライブレコーダーは一旦取り付けてしまうと、後から「この機能が付いている製品にすればよかった・・」と後悔しても、もう一度取り外して新たに付けるのもなかなか大変な作業です。

まずは一般的最低限付いているとよいとされる機能等を整理してみました。

①水平方向の角度が110度以上

一般には110度前後(100度~120度)以上あれば斜めまで撮影できるとされます。

メーカーによって表記が異なる場合がありますが、レンズ視野角でなく、録画視野角で何度なのか確認しましょう。

②フルHD以上の解像度

広い角度を撮影できていてもナンバー等がぼやけてしまっていては元も子もありません。

フルHD以上の画質を選びましょう。最近では、WQHDというフルHDの約1.8倍の高解像度近くの規格も発売されています。

フロントカメラだけでなくリアカメラもフルHDDであれば尚安心です。

③WDR/HDR機能が付いている

逆光やトンネル出入り口などでは、カメラに映ると白飛び、黒つぶれなどが起こりますが、それを補正する機能です。証拠映像のためには重要な機能といえますね。

④LED信号に対応

LED信号は高速で点滅しているため、信号が消えている、または点滅しているように映ることがあります。これでは交差点等での事故の証拠映像としては使えない場合が起こりえます。

最近はこの問題に対応した製品も多く発売されています。

フレームレート(1秒間に撮影する静止画の枚数)が30fps(1秒間に30カット撮影)のタイプだと、LED信号機と同期してしまう可能性があるため、それ以外のフレームレート(27.5fps等)の製品を選ぶと良いでしょう。

⑤GPS搭載型

日時や位置情報、それにGPSから付帯して算出される速度を正確に記録しておくことは、事故時の証拠として活用するためには重要です。

⑥リアカメラも搭載

後続車からのあおり運転対策のためにも後方が確認できるリアカメラ搭載型を選びましょう。 フルHDDであれば尚良いです。

但し、360度撮影タイプであれば、必ずしもリアカメラは必要でないケースもあるかもしれません。

商品比較をしてみた。

5万を超えるドライブレコーダーもありますが、できれば2万前後~3万円台の価格帯で上記の機能が最低限備わった機種を手に入れたいところです。

そこで、同価格帯で大手メーカーの商品を比較してみました。

2カメラドライブレコーダー

あくまでケンウッドとコムテックの同価格帯での比較となりますが、主に駐車監視録画機能に違いがあり、最長録画時間がコムテックは12時間に対してケンウッドは24時間となります
12時間を超えて連続駐車することの多い方はケンウッドを選ばれるといいかもしれません。

またコムテックは動体検知が付いていませんが、ケンウッドは付いています
衝撃検知はいずれも付いていますが、いたずら防止などで駐車時に接近してきた車や人間も録画しておきたいと考えるならば、ケンウッド選択になるでしょう。
またスモークをつけている車であれば、スモークシースルー対応のケンウッド機種が良さそうです。

他にもユピテルなどドライブレコーダーの有名メーカーもありますのでご自身で探してみてくださいね。

2カメラドラレコのメーカーごとの詳細はこちら↓

2カメラドライブレコーダー(コムテック/2万~3万円台)

2カメラドライブレコーダー(ケンウッド/2万~3万円台)

尚、掲載しているスペック表において注意点があります。
水平角について、ケンウッドは「最大記録画角」、コムテックは「レンズ画角」という表記で記載しております。
記録画角は『録画視野角』を意味していると思われますが、「レンズ画角」は『レンズ視野角』を指していると思われ、必ずしも正確な比較ができませんので、あらかじめご了承ください(詳細はメーカーにお問い合わせください)。

360°全方位型ドライブレコーダー

一方、2カメラ型ではカバーできない側方も記録可能な360°全方位型ドラレコは下記ページでまとめています。
並走車による左右からの幅寄せ、側方からの衝突、またドアパンチなどもしっかり記録したいということであれば、360°全方位型機種を選ぶといいでしょう

ただ2カメラ型よりも全般的に値段が高めになる一方、画質が相対的に落ちるという口コミも散見されます。
また後方はどうしても車内越しに撮影することになり記録精度が落ちる場合があるため、オプションでリアカメラを付ける場合は更に費用を見込む必要があります。

尚、360度ドライブレコーダーの場合、運転支援機能が付いていない機種が多いようです。

ディーラーさんや実際の使用している方の話を聞くと、運転支援機能では、しょっちゅうアラームが発動してしまうので慣れてしまいあまり意味がない、知らせてくれるだけで事故回避の自動ストップ機能などが備わっているわけではないのであくまで保険的な機能という意見も聞きます。
それぞれのニーズに応じて選択するとよいでしょう。

尚、ケンウッドとコムテックの比較でいえば、2カメラ型と同様、駐車監視機能に違いがあり、ケンウッドは衝撃&動体ダブル検知、コムテックは衝撃検知特化となっています。

360°全方位型ドラレコのメーカーごとの詳細はこちら↓

360°全方位型ドライブレコーダー(ユピテル/2万~3万円台)

360°全方位型ドライブレコーダー(ケンウッド/2万~3万円台)

360°全方位型ドライブレコーダー(コムテック/2万~3万円台)

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